雨樋工事
雨樋(あまどい、あまとい)とは、屋根から流れ落ちた雨水を集めて、
地面や雨水管(うすいかん)と呼ばれる地下に設置された、雨水専用の管へと流れます。
一般的に、屋根の端に取付けられており、雨水が建物の壁や基礎部分に直接当たらないようにすることで建物の劣化を防ぐ役割があります。
また、雨水管と呼ばれる排水システムを通ることにより、洪水を防ぎます。
雨水が地面や道路に溢れると、洪水や水たまりができ、危険です。
雨水管に流すことで、安全に河川や海へと運ばれます。
雨樋修理
修理名 | 工事内容 | 工事日数 | 費用相場 |
小さな亀裂の補修 | 小規模ダメージの修理 | 数時間~1日 | 1万円~3万円/ヶ所 |
接合部の補強 | 接合部の強化 | 数時間~1日 | 2万円~4万円/ヶ所 |
部品の交換(継ぎ手や留め具) | 古くなった部品の交換 | 数時間~1日 | 2.5万円~4万円/ヶ所 |
雨樋部分交換
部分交換 | 内容 | 工事日数 | 費用相場 |
部分的な雨樋の取り替え | 雨樋の特定部分の取り換え | 1日 | 4万円~5万円/1m |
雨樋全部の交換
雨樋の材料 | 特徴 | 工事日数 | 費用相場 |
プラスチック製(塩化ビニール樹脂PVC) | 軽量でさびない。費用を抑えられる | 1日~2日 | 20万円~40万円/30坪程度 |
ガルバリウム鋼板製 | 耐久性が高い。金属の中ではコストが低い | 1日~2日 | 30万円~50万円/60坪程度 |
アルミニウム | さびにくく、耐久性に優れている | 1日~2日 | 25万円~45万円/30坪~60坪程度 |
ステンレス | 耐久性、耐候性に優れている | 1日~2日 | 40万円~70万円/30坪~60坪以上 |
銅 | 神社、仏閣などの日本建築に使用されている | 1日~2日 | 50万円~100万円/30坪~60坪以上 |
雨樋清掃・仮設足場・雨樋撤去費用
工事名 | 内容 | 工事日数 | 費用相場 |
雨樋清掃 | 落ち葉やごみの除去、水の流れの確認、損傷の点検 | 半日~1日 | 1万円~3万円 |
仮設足場 | 屋根、雨樋工事を行う際に、安全のために足場を設置します。 | 1日~2日 | 15万円~30万円 |
雨樋撤去費用 | 雨樋の取り外しにかかる費用 | 半日 | 15万円~ |
雨樋の故障には以下のようなものがあります。
材料の劣化
金属製の雨樋は、長期間使用することで、腐食や錆が進むことが有ります。
プラスチック製は、経年劣化や寒暖差、紫外線で割れたりヒビが入ったりすることがあります。
プラスチック製は、経年劣化や寒暖差、紫外線で割れたりヒビが入ったりすることがあります。
詰まりや汚れ
落ち葉やゴミが雨樋に詰まると、雨水が流れずオーバーフローや漏水の原因になります。
雨水と一緒に流れた泥や砂が、雨樋にたまると、流れが悪くなり詰まりを引き起こします。
雨水と一緒に流れた泥や砂が、雨樋にたまると、流れが悪くなり詰まりを引き起こします。
気象条件
強風により雨樋が外れたり、ずれたりします。
大雪や氷の重みで雨樋が変形して破損することもあります。
大雪や氷の重みで雨樋が変形して破損することもあります。
物理的な衝撃
枝や石などが雨樋に当て合って破損する。
取付け不良
不適切な取付けで雨樋が正しく取付けられていないと雨水がうまく流れず、逆流や漏水の原因になります。